先輩職員のインタビュー

平成25年度採用胆振総合振興局産業振興部 林務課

喜多 恭兵

高校卒:森林科学科出身
令和5年3月時点

入庁動機・きっかけ


私は高校に入学し初めて森林・林業というものに触れました。
そこで初めて林業を専門とする公務員があることを知り、高校2年生のときに、インターンシップにて北海道職員の林業職がどのような仕事なのかを体験、見学させて頂きました。この広い北海道の森林や林業のために働く方々を見て、憧れの気持ちと地元である北海道のために働きたいと思ったので入庁しました。

今の部署の仕事について


私は林務課の治山係に在籍しております。
治山とは山崩れなどの山地災害から未然に住民や財産を守ったり、災害が発生した場合再び災害が発生しないように復旧する事業です。
山崩れや土石流等の山地災害によって住宅や学校、道路等の公共施設が被害を受けるおそれがあるところなどに治山施設の配置計画や図面の作成、設計、その工事の現場監督などを行っております。
また、事業予算の管理や市町村との事業に係る調整などの業務を行っております。

印象的だった仕事のエピソード


平成30年に発生した胆振東部地震による業務が一番困難な仕事でした。
発生から数時間後には現地に行って、崩壊状況の調査を行い、その規模感に漠然とした記憶があります。
崩壊箇所の復旧に向けた計画や応急対策等の設計、監督など業務量がかなり増加しとても大変でした。
大変な業務ではありましたが、同僚と一緒に業務を進めることができ、今では自分にとって大きな経験となっております。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


自分で計画や設計した工事が無事に完了し、治山施設が完成したときにこの施設が住民や財産を今後守っていくと考えるととてもやりがいを感じます。これから先、道内色々な場所に行くことになると思います。そこで沢山の経験を積み、北海道、道民のために頑張る職員を目指していきたいと思います。また、道内各所でその土地柄に触れ、楽しむことを忘れずに1日1日を大切にしていければと思います。

休日・プライベートの過ごし方


子供がいるので、子供が好きな公園や水族館などに行き、一緒に楽しむことでリフレッシュしています。子供と遊ぶのは体力を使いますが、子供と楽しむことで癒やされて、仕事の疲れがなくなります。
今の部署に来てから釣りを始めて、同僚と早朝から釣りに行ったり、夜はお酒を飲みに行ったりもして楽しんでいます。
小さいときからサッカーが好きなのでTVや札幌ドームで観戦したりもして楽しんでいます。

ある1日の流れ

8:45
出勤、担当工事の現場監督へ(外勤)
10:30
自分が担当の現場監督及び受注者と打合せ
12:00
帰庁 昼休み
13:00
次に発注する工事の設計や各種調査ものの対応
17:00
本日の仕事の進捗管理と翌日の業務内容の確認
17:30
退勤