篠原 結城子(S58入庁)
家族構成:夫(元道職員)、長女(29)、次女(22)
篠原 結城子(S58入庁)
北海道人事委員会事務局次長
家族構成:夫(元道職員)、長女(29)、次女(22)
道庁のおすすめポイント3点
① ”地域”を深く知ることができる
② 人材が豊富
③ 仕事の幅広さ
入庁のきっかけ
両親に勧められたことがきっかけでした。学生時代に行政機関でアルバイトしたこともあったので、何となく雰囲気も分かっていました。入庁してから色々な職場で、「北海道のために慟きたい」という気概と誇りを持って仕事をしている方々と出会い、とても刺激を受けました。
初めて管理職に昇任した時の気持ち
振興局に新しく設置されたポストで、プレッシャーもありましたが、管理職という立場で部下と一緒に地域の方々に触れ合い、色々なことに挑戦する機会をいただいたことは大変光栄なことでした。
管理職になって良かったこと
当時の所属、役職名、部下の人数:空知総合振興局地域政策部主幹(部下1名)以前と比べると、より大きな視点から地域のことや北海道のことを考えることができるようになったことです。そして、チームとしての目標に向けて、全体をマネジメントしやり遂げたときは、より大きな達成感を感じることができると思います。【意識していたこと】
スケジュール管理と業務量に偏りがないかということに気を配っていました。部下が辛そうにしていたり、困った様子が見られる時は早めに声をかけて問題を解決し、みんなが気持ちよく仕事が出来る環境を作りたいと思っていました。
特に印象に残っている仕事
ワインの振興に関する業務(当時:空知総合振興局時代)ワイナリーとの関係づくりから始まり、空知産ワインのPRのために、札幌のデパートや飲食店に飛び込み営業のようなこともやりました。新しく立ち上げた「そらちワインピクニック」というイベントは、コロナ禍で一昨年、昨年と中止になってしまいましたが、今でも続いています。
転勤についてどのように考えていますか?
転勤は期間限定のロングステイ、住んでみなければ分からない地域の魅力を発見できるチャンスです。若くて身軽な時期や、子育てが一段落した後などに色々な地域を経験できたらいいのかなと思います。
私の場合は、単身赴任している夫の公宅を拠点に、周辺地域の観光を楽しみました。そういう地域には、今でも特別の思い入れがあります。
これから道への入庁を目指す方々へメッセージをお願いします。
転勤を理由に道庁を辞退される方もいるようですが、子育てや介護などで転勤が難しい場合には、きちんと配慮をしてくれる仕組みもあります。逆に、ご両親の介護のために実家方面での勤務を希望する職員もいます。長い人生、将来どんなことが待っているか分かりません。あまり心配しすぎず、道の仕事に興味や魅力を感じたら、是非飛び込んでみてください。
お休みの日は…
<娘の留学先バンコクへの旅行>3年くらい前から始めた茶道や、映画、お芝居、旅行など、平日以上に忙しく動いているので、月曜日の朝が一番疲れているかも(笑)
でも、出勤の準備をしているうちに不思議とエンジンがかかるんですよ。仕事があるから休日もめいっぱい楽しめるのかな、と思います。