自分で自分を認めてあげることも大切、心強い部下に助けてもらっています

十勝総合振興局保健環境部くらし・子育て担当部長  

鳥井 美奈子(H4入庁)

家族構成:夫(道職員)、長男(26)、長女(23)

鳥井美奈子

Personal Profile

鳥井 美奈子(H4入庁)

十勝総合振興局保健環境部くらし・子育て担当部長
家族構成:夫(道職員)、長男(26)、長女(23)

Career History

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発令日 所属 職名 職位 昇任  
H04.4.1 保健環境部道立病院管理室 主事 一般職員    
H07.4.1 旭川土木現業所 主事 一般職員   H8.1~3育休(第1子)
H10.4.1 石狩支庁 主事 一般職員   H11.1~4育休(第2子)
H12.4.1 石狩支庁 主任 一般職員  
H15.4.1 地方労働委員会事務局 主任 一般職員    
H20.4.1 経済部商工局商業経済交流課 主任 一般職員    
H23.6.1 北海道開発局派遣 主査 係長級  
H25.4.1 建設部建設政策局建設管理課 主査 係長級    
H27.6.1 環境生活部くらし安全局道民生活課 主査 係長級    
H28.4.1 札幌市派遣 主幹 課長補佐級  
H30.4.1 環境生活部くらし安全局道民生活課女性支援室 主幹 課長補佐級    
R03.4.1 十勝総合振興局保健環境部 くらし・子育て担当部長 課長級  
※所属名・職名は当時のまま記載しています。
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道庁のおすすめポイント3点

① いろいろな仕事を経験できる。
市町村や団体、組織だけでなく、
道民のひとりひとりと向きあう仕事も。
② いろいろな人と一緒に仕事ができる。
道職員でなければ出会うことが
なかった人との出会いがあります。
③ いろいろな場所で仕事ができる。
勤務地もそうですが、派遣等により
他の組織で仕事をすることもあります。

入庁のきっかけ

生まれ育った北海道のため、人のために働ける仕事なのかなと思ったことと、性別に関係なく働ける職場が良いなと思って選択しました。昔は就職情報誌が自宅に送付されてくるのですが、女子の家には全然送られてこない時代だったんですよ。

初めて管理職に昇任した時の気持ち

昇任と同時に札幌市役所への派遣だったので、部下を持ったことがないのに課長、しかも違う組織ということで不安もありましたが、曲がりなりにも自分なら出来るんじゃないか、と思ってもらえたことが大変嬉しくもありました。

管理職になって良かったこと

当時の所属、役職名、部下の人数:札幌市市民文化局市民生活部消費生活課長(部下18名)部下が係長昇任の試験に合格した時は、自分のこと以上に大変嬉しく、これまで味わったことのない気持ちを味わうことができました。そういったひとつひとつの事が自分自身の成長につながっていると思います。【意識していたこと】
気負ってばかりいても仕方ないので、自分には当然経験が足りない、分からないことは周りに助けてもらいながら進めるしかない、と割り切ることも大切だと考えています。

特に印象に残っている仕事

労使紛争のあっせん業務(当時:労働委員会事務局)使用者と雇われている人双方の意見を中立の立場で聞きながら、解決に向けた支援をする仕事でした。話の引き出し方だったり、説明の仕方・進め方などを委員の先生方、先輩方から多く学んだことが、今の自分を支えていると感じています。

転勤についてどのように考えていますか?

子育てをしていた時は、良い配慮をしてもらいながら、自分なりに勤務を続けられるよう環境を整えることを優先していました。 今は、子育ても自分なりにやりきったと思えたので、十勝総合振興局に転勤して来ましたが、今後も道庁で勤務し続けるのであれば、振興局勤務は必要な経験だなと感じています。

これから道への入庁を目指す方々へメッセージをお願いします。

女性が働くことに対する理解は以前に比べて格段に進んでいますので、仕事を続けることは難しくないと思いますし、意欲があればキャリアアップも可能だと思います。道職員として働きたいと思っている人はもちろん、どのような道に進みたいか迷っている人にも、やりがいを感じることができる仕事がたくさんある職場です。一緒にお仕事できる日を楽しみにしています。

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入庁前からキャリアアップを考えてましたか?
いいえ
“当時はまだ結婚を機に退職する、という方も多い時代だったので、できるだけ長く働ければいいな、としか考えていませんでした。”
とはいっても、管理職って大変ですよね?
どちらともいえない
“管理職だからってことではないですね。良いことばかりじゃなく、悪いことや大変なことがあるのと同じこと。”

お休みの日は…

愛犬のはなちゃん
<愛犬のはなちゃん>
札幌から連れてきた愛犬と実家で過ごしています。職場と職場以外という「場所」で、仕事とプライベートの区別をする癖がついているので、自然と仕事とプライベートのバランスが取れている感じです。あとは、早くお茶のおけいこを再開したいです。(コロナで念のため自粛中)