先輩職員のインタビュー

令和4年度採用釧路総合振興局釧路建設管理部 事業室事業課
技師

鈴木 柊平

工学部社会環境工学科出身
令和7年3月時点

入庁動機・きっかけ


道職員を目指した理由は3つあります。1つ目は工業系の学部卒業したのですが現場に出るよりも、デスクワーク多めの職種に就きたかったこと。2つ目は数ある建設業およびコンサルタントからどこを希望したら良いか迷ったこと。3つ目に色々な土地に住んでみたかったことです。また、高校時代のクラスメートに公務員になった人が多かったことも背中を押してもらった要因かもしれないです。実際にこの仕事についてみると「想像以上に、色んなことをやるんだな」と実感しましたが、自分が関わった構造物や河川敷が綺麗に整備されているのを見るとやりがいを感じることができます。

今の部署の仕事について


事業課の治水係では釧路管内の河川、砂防、ダム、海岸等の様々な事業に携わることができます。中でも砂防の分野は特殊で、更に砂防ダム・急傾斜・地すべり・火山等に細別されます。このように、様々なことに携わるので、日頃から先輩職員から言われたことを念頭に置いて仕事をしています。『スペシャリストではなくゼネラリストに成れ!』 スペシャリストはよく聞くと思うのですが、ゼネラリストとは担当する職務に対して幅広い知識や経験、技術を有しているオールラウンダーな人材という意味です。この言葉を念頭に仕事をしていますが、時代に合わせたアップデートも必要と考えており、スペシャリストの方々と対面する機会も多いので、専門分野への深い知識も習得していきたいと考えています。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているか


学生時代の専攻は、水質調査系だったので「こんなの使う機会ないだろう」と思っていました。入庁後しばらくの間、使う機会はなかったのですが、事業に携わるに連れて報告会や学会などに参加する機会が増え、専攻していた分野が実際に使われている場面を目の当たりにし、専攻分野の理解度が改めて深まりました。ですから工学部の基礎的な構造力学や水理学などは学んでおくことによって、会議の理解のしやすさや設計基準の理解に役立っています。仕事をするうえでは、基礎はもとより様々な経験や知識を得て知見を広めることが大事だと思っています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


現在入庁3年目で、今まで様々な設計や工事の担当をしてきましたが、ついに自分が当初段階から設計に携わって、工事を行う目処が立ってきた事業を行っています。これまで地元の役場や設計コンサルト会社等との協議や調整を行い、本庁の方からもアドバイスを受け、設計を完了することができました。今後も地元調整等やることはたくさんありますが、工事の完成が楽しみです。今は上司・コンサル・本庁の方々にアドバイスいただきながら仕事を行っていますが、これからは自分もより成長して、アドバイスする側になれるように精進していきます。

休日・プライベートの過ごし方


休日は所属地域のおいしいものを食べたり、サウナなどで整ってます。同僚と一緒にバーベキュー、飲み会、スノーボード、麻雀(※お金はかけていません)を楽しんでいます。年1回以上で同期とキャンプに行って自然に触れながら色々な話題で盛り上がっています。

ある1日の流れ

8:45
メールチェック、工事設計書の作成
11:00
設計コンサルタントと会議
12:00
昼休み
13:00
建設事業者の方と会議
14:00
工事現場の確認
16:00
工事設計書の作成、各種書類の整理
17:30
退勤
18:00
FEVER!!