先輩職員のインタビュー

平成27年度採用十勝総合振興局 総務課
主事

石黒 茜

高校卒:普通科出身
令和5年3月時点

入庁動機・きっかけ


中学生の頃、将来どんな仕事に就きたいだろうと考えた時に、生まれも育ちも北海道で、この愛着がある北海道に住む人たちの暮らしを支える仕事がしたいと思い、高校生になってから北海道職員の職場説明会に参加しました。その際に道内様々な地域に勤務地があり、仕事内容が幅広く、多様な分野に関わっていくことができるという他にはない強みがあると感じ、道職員を目指しました。

今の部署の仕事について


福利厚生等、内部管理が主な仕事です。他にも、人事委員会で行っている道職員採用試験の運営業務や宗教法人の各種申請に係る認証業務、パスポート申請の受付、北方領土啓発等、様々な仕事を行っています。総務課は振興局の「窓口」であり、お客様を担当する部署へご案内するため、他課でどのような仕事をしているか把握しておかなければなりません。何かあったらまず総務課に問い合わせがあるため、臨機応変に動けることが大切だなと感じます。

困難や失敗を乗り越えたエピソード


入庁3年目まで所属していた建設管理部入札契約課での業務です。建設管理部では道道や河川等の公共工事を行っており、私が所属していた入札契約課では、その公共工事の入札や契約、予算管理を行います。本庁への予算要求や支払い業務では、決して間違うことのできないプレッシャーを感じながら、普段目にすることのない巨額なお金を動かします。災害などで公共工事の多い年は、予算を管理する帳簿等と睨めっこしながら決算調書を作成し、件数が多く心が折れそうになりましたが、同僚と励まし合いながら乗り越えることができました。現場担当者ではなくても、実際に工事が完成した現場を見ると、地図に残る仕事に携われたんだな、と嬉しい気持ちになります。建設管理部の仕事を通して、1つの工事でも色んな部署や業者が関わって、たくさんの人で成り立っていることがわかりました。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


全く違う部署に異動することもあるので、毎回転職しているかのような気分を味わうことができ、仕事に飽きないというのも道職員の魅力の一つと思います。初めて経験する部署では、一からの勉強となるため大変なこともありますが、幅広い知識が身について、プライベートでも役に立つことがあります。経験していくうちに自分の適性がわかってくるため、自分に向いている分野の専門性を高めることもできます。実際に渡島から十勝に転勤してみて、こんな景色が良いところがあるんだ、こんな美味しいお店があったんだ、と大好きな北海道の新たな魅力を発見することができました。これからも、何をしたら道民のためになるのかに目を向け、職員にも道民にも信頼される職員に成長していきたいです。

休日・プライベートの過ごし方


自然豊かな環境に恵まれた北海道は、食の宝庫です。美味しいものを食べることが大好きな私は、週末はよくカフェ巡りをして、可愛いスイーツの写真をインスタグラムにあげたりしています。雄大な土地をドライブしながら快晴の空の下で食べるジェラートは絶品です。同僚と、夏はキャンプやバーベキュー、冬はスノーボードにも行ったりします。勝毎花火大会、ライジングサンロックフェスティバル、クリスマスファンタジーなど・・・まだまだたくさんありますが、様々なイベントに参加して一年中楽しめる北海道ライフを満喫しています!

ある1日の流れ

7:45
出勤(時差出勤のため7:45スタート)
新聞の仕分け
メールや一日の仕事の流れを確認
9:00
新規任用や退職する会計年度任用職員の雇用保険手続きに係る決定書作成・回付
12:00
振興局近くのラーメン屋で昼食
13:00
ハローワークへ訪問
雇用保険手続き
14:30
帰庁
ハローワークで手続きを行った書類を整理して当該職員あて送付・台帳に記入
16:00
翌日の仕事の流れを確認
16:30
退勤