平成28年度採用保健福祉部健康安全局 地域保健課 保健師 富山 由貴旭川大学保健福祉学部保健看護学科出身 令和6年12月時点入庁動機・きっかけ 大学時代に東日本大震災の被災地支援のボランティアサークルに所属していました。仮設住宅に住んでいる住民の方との関わりから、住み慣れた地域で生活すること、人とのつながりはこころと体の健康に大きく影響することを学び、人々が健康に生活できるための役に立ちたいと思い、保健師として就職することを決めました。保健所は地域における健康危機管理の拠点としての役割が期待されていたり、精神保健対策を行っているなど、自身の興味がある分野の仕事ができると考え保健所保健師を志望しました。 道立保健所は26カ所あり、異動先で様々な地域の魅力に触れ楽しく働けるのではないかと思ったこと、北海道は保健師の教育体制が整っていることを聞き、北海道で働くことを決めました。今の部署の仕事について 保健師は精神保健や難病、母子保健、感染症対策など幅広い業務を担っていますが現在の部署では生活習慣病対策の業務を担当しています。 全道の健康状態のデータを見て課題を把握し、その課題解決に向けて研修会やイベントを企画しています。学生時代の専攻や勉強はどう活きているか 10代の性感染症が多いといった健康課題に対して、地域の関係者と協働で学生向けの性教育の教材を作成したことです。 教材作成にあたり「地域の子ども達が健康に育つこと」を目的に中学・高校の先生、助産師、市町村保健師と内容の打ち合わせを重ねました。各機関の持つ強みを活かしながら最終的には地域の実態を踏まえた性教育の教材が完成しました。 この活動では、保健師が様々なデータや把握した情報から「10代の性感染症が多い」といった課題を他職種で共有し、課題解決のために教材を作成するという一連のプロセスを経験することができました。保健師に必要とされる能力である「みる」「つなぐ」「動かす」をこの経験から学び保健師として成長することができたのでとても印象に残っています。働いて実感する魅力とやりがい、将来像 保健師が対象とするのは「地域の全ての住民」であるため、課題となるデータの改善や、地域の状況が変わるにはとても時間がかかり、保健師だけでは対応が難しい点も多くあります。ですが、様々な機関の方々とアイディアを出し合いながら、取り組むことで地域の状況が少しずつでも前向きに進んでいく様子が見えた時はやりがいを感じます。異動があるため、道内各地で働くことができ、多様な業務を担当できるため、常に自分自身が成長できる環境だと感じます。休日・プライベートの過ごし方 休みの日は健康のためにヨガをして汗を流すことも多いですが、自宅でパンを作ったりとゆっくりと過ごすことも好きです 家族と旅行を楽しむなどリフレッシュしながらワークライフバランスを大切にして働くことができています。ある1日の流れ8:45始業(メールやその日のタスクの確認) 9:00生活習慣病対策の研修会の企画 12:00お昼休憩 13:00健康課題のデータ分析 15:00関係機関と研修会に向けた打合せ 17:30退勤 職員紹介 令和3年度採用宗谷総合振興局保健環境部保健行政室健康推進課(稚内保健所) 野口 小晴01 平成30年度採用日高振興局保健環境部保健行政室健康推進課(浦河保健所) 鹿取 昂平02 試験情報はこちら 職種一覧ページへ戻る
入庁動機・きっかけ
大学時代に東日本大震災の被災地支援のボランティアサークルに所属していました。仮設住宅に住んでいる住民の方との関わりから、住み慣れた地域で生活すること、人とのつながりはこころと体の健康に大きく影響することを学び、人々が健康に生活できるための役に立ちたいと思い、保健師として就職することを決めました。保健所は地域における健康危機管理の拠点としての役割が期待されていたり、精神保健対策を行っているなど、自身の興味がある分野の仕事ができると考え保健所保健師を志望しました。
道立保健所は26カ所あり、異動先で様々な地域の魅力に触れ楽しく働けるのではないかと思ったこと、北海道は保健師の教育体制が整っていることを聞き、北海道で働くことを決めました。
今の部署の仕事について
保健師は精神保健や難病、母子保健、感染症対策など幅広い業務を担っていますが現在の部署では生活習慣病対策の業務を担当しています。
全道の健康状態のデータを見て課題を把握し、その課題解決に向けて研修会やイベントを企画しています。
学生時代の専攻や勉強はどう活きているか
10代の性感染症が多いといった健康課題に対して、地域の関係者と協働で学生向けの性教育の教材を作成したことです。
教材作成にあたり「地域の子ども達が健康に育つこと」を目的に中学・高校の先生、助産師、市町村保健師と内容の打ち合わせを重ねました。各機関の持つ強みを活かしながら最終的には地域の実態を踏まえた性教育の教材が完成しました。
この活動では、保健師が様々なデータや把握した情報から「10代の性感染症が多い」といった課題を他職種で共有し、課題解決のために教材を作成するという一連のプロセスを経験することができました。保健師に必要とされる能力である「みる」「つなぐ」「動かす」をこの経験から学び保健師として成長することができたのでとても印象に残っています。
働いて実感する魅力とやりがい、将来像
保健師が対象とするのは「地域の全ての住民」であるため、課題となるデータの改善や、地域の状況が変わるにはとても時間がかかり、保健師だけでは対応が難しい点も多くあります。ですが、様々な機関の方々とアイディアを出し合いながら、取り組むことで地域の状況が少しずつでも前向きに進んでいく様子が見えた時はやりがいを感じます。異動があるため、道内各地で働くことができ、多様な業務を担当できるため、常に自分自身が成長できる環境だと感じます。
休日・プライベートの過ごし方
休みの日は健康のためにヨガをして汗を流すことも多いですが、自宅でパンを作ったりとゆっくりと過ごすことも好きです
家族と旅行を楽しむなどリフレッシュしながらワークライフバランスを大切にして働くことができています。