先輩職員のインタビュー

平成22年度採用旭川子ども総合療育センター

牧野 愛

看護専門学校出身
令和5年3月時点時点

入庁動機・きっかけ


幼少の頃から障がいを持つ同級生や近所の方たちとの関わりがあり、健常者と障がい(児)者が一緒に過ごすためには専門的なサポートが必要だと感じていました。福祉関係の職を志した時期もありましたが、医療を始め総合的(全人的)なサポートができるようになりたいと思い看護師を志しました。
その後、一般の病院に勤めていましたが、転居してきたことをきっかけに現職を知り、自身のやりたかった看護が実践できるのではないかと考え、入庁しました。

今の部署の仕事について


当センターには外来・入院機能があります。私の所属する入院病棟では長期・リハビリテーションを目的とした短期入所・ショートステイにおいて、障がいを持つ乳児から高校生までの幅広い年齢層のお子さんに対して医療的ケアや能力に応じた食事・排泄・入浴等の援助を行っています。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているか


看護師になって思うことは、「学生時代に学んだことは全て活かされている」ということです。これは臨地実習や座学だけではなく、サークル活動や家族と過ごしたことも全てです。患者さんを理解するためには様々な経験を通して感じ取ることが大切なのだと思いますが、医療職者となるとどうしてもその立場で物事を考えがちになります。特に公務員として働くにあたっては、何事も生活者の立場にたって考えることが大切なのではないかと思っています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


コミュニケーション(意思疎通)が上手くとれないお子さんも少なくありません。なんだかちょっと変だな?気になるな?と思ったときは、声色・表情・ちょっとした仕草・体調・全身の観察を通してお子さんの今の状態を把握します。自分の声かけやケアによって子どもさんが笑顔になったり、泣き止んだり功を奏したとき、思わずガッツポーズをしたくなります。今は病棟での業務が中心ですが、ご家族が地域でともに生活できるように支援していきたいとも考えています。

休日・プライベートの過ごし方


入庁してから二度の産前産後休暇・育児休暇をいただき出産と子育てを経験しました。今では一男一女の母です。休みの日は行事や習い事の送迎にと忙しくしています。道外出身のため雪国生活に四苦八苦しながら、ウィンタースポーツにも挑戦中です!

ある1日の流れ

8:30
出勤 子ども達を学校へ送り出し
環境整備・カンファレンス
※学校へ行けないお子さんの対応
11:00
昼休み
12:00
子ども達のお昼ご飯の介助
13:00
歯磨き・排泄介助後、子ども達を学校へ送り出し
※子ども達が下校後、入浴をはじめとしたケアの実施
15:00
おやつの介助
16:00
各季節のイベントや遊び
17:15
退勤 子ども達の夕食を見守り後