先輩職員のインタビュー

平成28年度採用農政部 農政課

髙品 知香

畜産学部 畜産科学課程
(大学院)畜産学研究科食品科学専攻出身
令和5年3月時点

入庁動機・きっかけ


入庁を決めた理由は、「農業に関わる仕事がしたい」と「出身地以外のところにも住んでみたい」という2つの希望がそろっていたからです。
農業系の大学に在籍していましたが、畑や牛舎に行く機会が少なかったこともあり、就職先を考える中でせっかく北海道にいるのだから、農業の現場を見ることができる仕事をしたいと思いました。
また、大学卒業まで出身地である帯広市に住んでいました。旅行で札幌や函館に行ったことはありますが、その地域に住んでみないと分からないこともあると思い、全道各地に勤務地がある道庁はとても魅力的でした。

今の部署の仕事について


大学生向けの業務説明会の開催や他部からの農業に関する問合せなどに対応しており、他の部と連携して業務を行うことが多いです。農政部とは違う業務を知ることができ、あらためて北海道庁の業務の幅広さを実感しています。また、連携して行う業務が多いからこそ、1人で仕事はできないと感じています。相手と自分が気持ちよく業務ができることを考えながら、日々働いています。

印象的だった仕事のエピソード


若手職員を対象とした研修の企画から開催まで担当しました。これまでの業務は最初に「自分はどうしたいのか」を考え、上司と相談した上で進めていくことが多かったですが、研修の企画では「何を伝えたいのか、何を知ってもらいたいのか」を考えるところから始まりました。今までとは違う視点の業務が新鮮であり、考えをまとめることの難しさもありましたが、上司や同僚のサポートのおかげでやり遂げることはできました。どうしたら分かりやすく伝えることができるのか、グループワークを円滑に進めるためにどんなアドバイスをしたらよかったのかなど反省点もたくさんもありますが、今の係にいるからこそできる業務であり、とても良い経験ができたと感じています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


農業といっても畑作や酪農、園芸、経営など分野が多岐にわたります。大学で作物の栽培から収穫までのサイクルなどを学んだので知識としてはありましたが、現場に近いことは農家の方や市町村・農協職員の方が知っていることが多いです。地域の方と話をする中で知らない言葉が出てくることはよくあります。分からないことがあったときに自分で調べることも大切ですが、分からないことを地域の人に「教えてください」と聞ける、また、地域の人から行政で行っている業務について聞かれる、地元と良好な関係を築いていけるようにこれからも努力していきたいです。

休日・プライベートの過ごし方


ドライブが好きなので、夏は同僚とソフトクリームを食べに行ったり、観光スポットを巡るスタンプラリーをしたりします。また、夏期休暇などを利用して、旅行に行くので、今年はどこに行こうかと考えるのも楽しみの1つです。
釧路総合振興局で勤務していたときは、職場のレクリエーションとしてボウリング大会や釧路町発祥の長靴アイスホッケーがあり、他課の職員と交流することもできました。

ある1日の流れ

8:45
出勤・メール確認・電話対応
10:30
最終確認に向けた資料準備
11:00
会議出席者と最終確認
12:00
昼休み
13:00
会場準備・受付
13:30
会議出席(質疑応答での対応など)
17:00
報告書の作成
17:30
退勤