先輩職員のインタビュー

令和4年度採用渡島総合振興局保健環境部 社会福祉課
主事

吹谷 渓

教育学部 国際地域学科出身
令和7年3月時点

入庁動機・きっかけ


祖父や祖母が高齢になり社会福祉士の勧めで介護のお世話になったことを契機に、社会において必要とされる福祉の世界で仕事をしたいと考えていました。また、学生時代に学んだ知識と経験を大好きなふるさと、北海道で活かしたいと思い試験の受けようと決めました。

今の部署の仕事について


振興局の社会福祉課で生活保護業務を担当しています。被保護世帯の生活状況に合わせて支給される扶助費の支給判断や家庭訪問を行っています。家庭訪問では、各世帯ごとの状況について詳しく把握し、どのような支援を必要としているのかケースワークを行います。業務を行う中で市町村役場や医療機関、介護施設の関係者の方との情報共有しながら行っています。

業務を通して意識したこと、大切にしたいと思ったこと


入庁してからの3年間を振り返ると、ケースワーカーとして毎年担当する町、世帯が異なり「はじめまして」から始まることが多い状況です。このため、分からないことや悩んだときは先輩や同僚に相談しています。また、研修などを通して、同じ職場だけでなく、全道各地に仲間ができます。そういったコミュニケーションも楽しみの一つです。今後も経験を積みながら、そういったコミュニケーションを大切にして業務を行いたいと考えています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


ケースワーカーという仕事柄、直接人と接するには年齢的にもまだ若く社会経験も少ない私自身は、最初戸惑いもありましたが、「一つ一つ丁寧に」を心がけていくうちに待ってくださっている方もいて「来てくれて良かった」「聞けて良かった」という言葉をもらいました。外に出て、人と接することのできる部署ならではのやりがいを感じる瞬間です。
もちろん、それぞれのケース毎に事情がありますので的確な対処ができるように経験を積み重ねていきたいと考えています。

休日・プライベートの過ごし方


函館市は、世界でも有数な観光地なので、時には観光客気分で散歩することもあります。
温泉も有名な地区がありますが、多くの銭湯が温泉を活用している地域柄もあることから、湯巡りも楽しみの一つです。
観光地のため、年間を通してイベントも多数開催されています。その一環で、先日、コナン仕様のバスが運行されスタンプラリーで改めて市内を回ったのはとても思い出に残っています!
これからも、転勤の機会を通じて北海道内各地に住むこととなるので、その地域ならではの楽しみを見つけたいと思っています!

ある1日の流れ

8:45
出勤、移動
10:00
家庭訪問
12:00
昼食
13:00
家庭訪問、関係機関との情報共有
15:30
移動
17:00
帰庁、書類整理、メールチェック等
17:30
退勤