先輩職員のインタビュー

令和2年度採用檜山振興局産業振興部 林務課

平松 耕成

地域環境科学部森林総合科学科出身
令和5年12月時点

入庁動機・きっかけ


学校で学んだ知識を生かせる職業に就きたい!という思いから、仕事の幅が広い公務員という職業に興味を持ちました。
公務員という職業の中でも、全道各地に異動できるチャンスがあり、地域ごとに様々な取組に触れることができる北海道職員に大きな魅力を感じ、入庁を希望しました。
出身が北海道七飯町ということもあり、就職するなら北海道の為に働きたいという気持ちを元々持っていたのも大きかったです。

今の部署の仕事とやりがい


現在私は林務係の林産担当ということで、地域の製材工場の製品生産量や出荷量等のデータをとりまとめたり、森林組合や林業会社、製材工場等へ林業機械や工場の設備を導入する為の補助金に関する事務など、森を育てる仕事ではなく、森から木を伐って利用することに関する仕事を担当しています。
檜山地域はほかの振興局と比べ林務係の規模が小さいため、一人の担当者が幅広い内容の仕事を担当しています。
私も造林関係の仕事をお手伝いしたり、イベントの企画・開催をしたりと、多くの経験をさせてもらっています。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているか


学生の頃に森林・林業について様々なことを経験しましたが、実際働き始めると考えたこともないような仕事に直面することが多かったです。
特に入庁して1年目に「HOKKAIDO WOOD」という、北海道産の木材製品のPRのため作られたブランドに関する業務に携わったとき、実際に木材を製品として使う人々のことを考え、北海道産木材の魅力を正しく伝えることが非常に難しかったです。
勉強以外でも、学生の時に培ったコミュニケーション能力など、生活面で得た経験も非常に役立っています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


現在檜山という地域で働く中で一番魅力に感じるのは、地域の事業者や住民の方との距離が近く、自分が取り進めている仕事が直接地域の為になっていることがわかりやすいことかと思います。
自分は今まで木を伐った後の木材利用に関する業務にあたっていましたが、地域の木材を利用した製品や施設などを直接見たり触れたりすると、自分の仕事が目の前の物の一助になっているのかもしれない、なんて考えてしまいます。
将来は現在の仕事だけでなく、木を育て、伐って、利用して、また植えて・・・というサイクルのすべてに携わってみたいと考えています。

休日・プライベートの過ごし方


休日は家でゆっくりと過ごすことも多いですが、晴れているときはバイクに乗って遠くまで走りに行ったりします。檜山は海沿いの道路からの眺めが素晴らしく、走っていてとても気持ちが良いです。
また、小さい頃から釣りが好きで、檜山に来てからもたまに海へ出かけています。
流行は過ぎてしまったかもしれませんが、来年はキャンプにもチャレンジしようと思い、道具も少しずつそろえています。

ある1日の流れ

8:45
出勤、メールチェック等事務作業
9:30
林業会社さんの事務所にて打合せ(外勤)
12:00
振興局内食堂で昼食
13:00
製材工場あての各種調査ものについて対応
15:00
補助事業関係の書類とりまとめ
17:30
退勤