先輩職員のインタビュー

平成31年度採用十勝総合振興局保健環境部 保健行政室企画総務課(帯広保健所)

奥村 洋平

薬学部 医療薬学科出身
令和5年3月時点

入庁動機・きっかけ


北海道で働く薬剤師は、主に医務業務(病院・診療所の許認可など)と薬務業務(医薬品販売業・麻薬・毒劇物の許認可など)を行っています。
他の自治体では、食品・環境分野で活躍する薬剤師が多いですが、せっかく薬学を勉強しているので、医薬品や医療に関することをやりたいと思い、志望しました。

今の部署の仕事について


デスクワークとして、各医療機関から提出された書類の処理(新規申請・変更届など)を主に行いますが、医療機関の立ち入り検査など外に出て仕事をする機会も多いです。
夏頃になると、野生で大麻が群生する場所もありますので、部署の垣根を越えてみんなで採りに行くこともあります。(もちろん採ったあと廃棄します)

印象的だった仕事のエピソード


入庁1年経ずに新型コロナウイルス感染症が流行してしまい、私も保健所職員として対応に追われました。
コロナ陽性患者の対応の他にも、急激に需要が増したパルスオキシメーター(高度管理医療機器)や消毒薬を作って販売しようとする人たちの対応に追われたことが印象に残っています。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


保健所の業務では、病院・薬局をはじめ、医薬品製造業や麻薬研究施設など様々な事業所にお邪魔します。
日本の「医薬品」に携わる人たちと広く関わることができる、ということも行政薬剤師の魅力の一つではないでしょうか。
あと、休みがとりやすい点も魅力です。

休日・プライベートの過ごし方


北海道の中でも十勝は坂がほとんどなく、夏はサイクリングに最適です。
私は車を持っていませんが、自転車ですごく遠くまで行き、職場の人にびっくり(もしくは心配)されます。
そして、十勝は意外にも温泉が至る所にあります。
北海道の冬は信じられないくらい寒いですが、仕事帰り耐えられなくなったとき入ります。

ある1日の流れ

8:45
出勤
9:00
メールチェック、電話・来客対応、書類作成
12:00
昼休み
13:00
医療機関の実地検査や麻薬廃棄のため外出
16:00
帰庁後、検査結果の書類作成
17:30
退勤