先輩職員のインタビュー

平成30年度採用北見児童相談所 子ども支援課

福井 美佐子

文学部 人文科学科出身
令和5年3月時点

入庁動機・きっかけ


大学で心理学を専攻しており、学んだことを活かせる仕事に就きたいと考えていました。出身は道外ですが、北海道には旅行で何度か来たことがあり昔から良いイメージを持っていたので、異動しながら道内各地域の魅力を楽しみたいという動機もありました。

今の部署の仕事について


児童相談所では児童虐待以外にも、子どもやその家庭に関する様々な問題について相談を受けています。私の部署の主な仕事は、子どもと面接をしたり心理検査を実施したりすることです。他部署とも連携しながら問題解決に向けたヒントを探り、一人一人に合わせた援助を行っています。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているか


心理学の他にも、福祉、教育や司法など、子どもと家庭に関わる様々な知識が必要となるので、「人」に関する専攻全般が活かせる職種だと思います。仕事では、学生時代の勉強内容以上に広く深い専門知識が求められるので、職場の研修や実際のケース対応を通じ、働きながら学んでいくことも多いです。

働いて実感する魅力とやりがい、将来像


複雑な問題を抱えた子どもに関わる中で、子ども達の笑顔やほっとした表情を見ることができたり、「相談して良かった」といった言葉を聞くことができた時には、大きなやりがいを感じます。また、支援が思うようにいかずに悩むことも多いですが、「チームとして対応する」という雰囲気があるため、上司や先輩に気軽に相談しやすく、一人で抱え込まずに仕事ができることも魅力の一つだと思います。

休日・プライベートの過ごし方


職場の人や友人と一緒に地元観光をしたり、美味しいものを食べたり、イベントに参加したりしています。オホーツクには、流氷クルーズ、ワカサギ釣りや「北見厳寒の焼き肉祭り」など、厳しい寒さを活かした他では体験できないアクティビティがたくさんあります。

ある1日の流れ

8:45
出勤 メールやスケジュールの確認、面接準備
9:00
外勤(訪問判定)
12:00
帰庁 昼休み
13:00
面接記録の整理、書類作成など事務作業
15:00
係内会議
16:00
一時保護児童と面接
17:00
記録整理、翌日の面接準備
17:30
退勤